ゴールドコーストも、朝晩、10度前後と寒くなってきましたが、日中は20度ぐらいという心地良い天気が続いています。
今日の気になったニュースです。
1.コロナ関連
6月10日付の報告では、クイーンズランド州の過去24時間の感染者数は8人、内6人が海外からの帰国者で、現在、隔離中。そして、2人は、ビクトリア州からの人で、ロックダウン中にも拘わらず、規則破りをして入州し、サンシャインコーストに到着したカップルです。裁判になれば、一人最高$13,345の罰金か、6か月の禁固刑が科せられます。このようなことがあると、ニュースは大騒ぎ、この2人が立ち寄ったお店などが公表され、その時間帯にその店に居合わせた人たちは、すぐにテスト。相変わらず動きが早いです。
2.世界で住みやすい都市ランキング
このコロナ禍で、英国経済誌エコノミストが発表した、世界の主要140都市を対象にした「世界で最も住みやすい都市」のランク付けに影響をもたらしました。調査内容は、安定性、医療、教育などの項目で出したスコアを基にランク付けします。今回の調査は、例年と異なり、2から3月に実施した結果です。
結果内容は、1位はニュージーランド(NZ)のオーク ランドとなり、2位には、大阪、オーストラリアのアデレードが3位。歴代国内首位を保っていたメルボルン は、コロナの感染流行を受けた再三のロッ クダウンが影響したとみられ、8位に順位 を落としました。。4位にNZのウェリントン、6位にパース、10 位にブ リスベンと、オーストラリアとNZの都市が上位を占め た。なお、シドニーは 11 位だった。このように、コロナ感染を抑えているオーストラリアとニュージーランドは、世界的にも住みやすい国として認知されたことで、コロナ終息後も、熱い視線が注がれそうです。
3.世界の住宅価格上昇率
6月10日付の全国紙オーストラリアンによると、英不動産サービス大手ナイトフランクの発表では、世界 的に住宅価格上昇率が 2006 年以来の高水準となってい る中、オーストラリアとニュージーランド(NZ)は、 それぞれ最も上昇率の高い国の一つとなっていると伝えました。
同社が四半期ごとにまとめる、56 の国・地域の住宅価 格上昇率を示す「グローバル・ハウス・プライス・イン デックス」によると、第1四半期(1~3月)は直近6 カ月間の住宅価格上昇率で、NZは 15.3%上昇で2位、 オーストラリアは8.7%上昇で4位となった。一位は、23.4%上昇したリトアニア、3位はトルコ、5位はスウェーデン。世界平均 は 7.3%上昇で、13 カ国で2桁上昇率となった。 年率では、NZは 22.1%上昇で2位、オーストラリア は 8.3%上昇で 18 位でした。
4.ゴールドコースト、ブロードビーチで新たな高層アパートメント
ブリスベンを拠点に開発事業を展開するTURRISI PROPERTIES「ツーリス プロパティー」は、ブロードビーチのボーリング競技場(室内のボーリングとは異なります)に面した土地に総戸数81戸、22階建て、総工費1億ドル(約85億円)の富裕層向けの高級アパートメント建設の申請をしました。ブロードビーチは、現在、建築中の 「スターレジデンス」、「ギャラリー」、「シグニチャー」をはじめ、益々、新規開発が進みそうです。
5.海外からの留学生受け入れへ
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW) 州政府は 、早くて今年の7月から海外からの留学生を試 験的に開始すると発表しました。オーストラリアは、近年、多くの海外留学生を受け入れていて、オーストラリア経済にとって、重要な産業の一つ。コロナ禍で国境が閉鎖されている中では、吉報です。