オーストラリア政府はコロナウィルスの種類や感染者数に非常に敏感に対応しています。毎日、数百名の海外からの帰国者がオーストラリアへ入って来ますが、それぞれの州のチーフヘルスオフィサー(最高健康責任者)が感染者数やウィルスの種類に目を光らせていて、そのオフィサーがこれは危険と判断すると、その事を州知事に伝え、州知事は一存で対処法の判断を下すので州境がいきなり閉まったり開いたりします。
同じ州内なら大丈夫かと思い、COOはWhitsundaysに行って来ました。ブリスベンからプロサパイン空港へ飛びました。アーリービーチの玄関口です。1月~3月は雨期でご覧の通り1週間ずっと雨の予報・・。がっかりですが、COOは晴れ女。そして相棒も晴れ女なのでどうにかなるさ!と。着いた日も翌日も小雨でしたが、外出する時や肝心なホワイトヘブンビーチでのシュノーケリングの時などは雨が上がり楽しめました。そしてウィットサンデーワイルドマッドクラブも大変美味しく戴きました。
しかし、3日目は大雨。2日目の深夜から明け方にかけてものすごい大雨が降りました。COOは3日目はワイルドファームツアーを予約していましたが、そのファームに行くまでの道路が閉鎖されるほどの雨でワイルドファームツアーはキャンセルとなりました。COOの相棒は大雨の中、アウターリーフのシュノーケリングツアーに、また出かけて行きました。アウターリーフは珊瑚礁の外側で海の透明度もぐっと高くなるため大雨の影響はあまりない為ツアーは催行されました。COOも一緒に行こうかと迷いましたが、午後にアーリービーチで友人と会う約束もしていたので、とりあえず部屋でしばらく過ごす事にしました。
部屋でゆっくりしているとバルコニーで何か訴えるように鳴く声がして見てみると、こんなにまるはげになったオウムが欄干にいました。きっと昨晩のひどい雨でこんなになってしまったのでしょう。。可哀想に。どうしていいのかわからなかったので、Animal rescue in Airlie beachと検索をして出てきたところに連絡を取りました。すぐに行くからという事だったので40分位待ちましたが全然レスキュー隊は来ないので、もう外出しようと外を見たら、もう、そのまるはげのオウムはいなくなっていました。一応レスキュー隊には「彼は去った」とメッセージを残し外出したところ、出先でレスキュー隊から連絡があり、「え!死んだという事?!」とメッセージが入り、電話で話をして状況を説明したところ、もしかしたら、また帰ってくるかもしれないから、もし帰って来ていたらすぐに向かうから電話を下さいという事で落ち着きました。結局、オウムは帰って来る事はありませんでした。すぐに羽が生えそろうという事はないと思いますが、元気でいる事を願います。
という事で、短い滞在でしたが、いろいろと体験致しました。それなりにきれいだったサンゴ礁ですが、やっぱりいい時期の時とは海の色のコントラストが違うので今度また時期のいい時に行きたいです。
【↑上空からの景色。ホワイトヘブンビーチ】 |
【↑上空からの景色。ハートリーフが見えました!】 |
【↑ウィットサンデーワイルドマッドクラブ】 |
【↑可哀想なオウム。元気でいることを願います】 |