ゴールドコーストについて初歩的な質問。今やゴールドコーストはオーストラリアにおいて最高なライフスタイルを堪能できる国内屈指のリゾート地として国内外の富裕層の間で親しまれていますが、このような発展のきっかけを作った人はだれでしょうか?
それは、ずばり日系企業です!!つまり日本人です。ゴールドコーストは最初は小さな避寒地としてスタートしたタウンでしたが、40キロ続く白砂のビーチ、果てしなく広がる入江、町の中を縫うように流れる水路(ウォーターフロント)、太古の森が残る自然公園、そして不動産開発には欠かせない安価で広大な土地があったことから、そこに目をつけた日本の開発業者がバブル期に押し寄せ(その数なんと200社以上)、高級リゾートには欠かせない三大要素の観光インフラ、ホテル、ゴルフ、マリーナを短期間で一気に作り上げ、それがきっかけでオーストラリア人も憧れるリゾート地に大変貌した経緯があります。
最近、チャイナマネーがゴールドコーストにも入ってきてはいますが、その金額など比較にならないくらい日系企業はゴールドコーストに投資し、この地において経済的に繁栄する基礎を作り上げたのです。バブル崩壊後、日系企業はほぼ残らず撤退を余儀なくされましたが、この街に残ったインフラはそのまま地元&海外の企業に引き継がれ大事に育まれ、さらに進化を続けています。あのバブルが弾けたときに、日系企業が踏ん張れる力があれば と以前は思ったりもしましたが、今となっては多様性を受けいれる環境がしっかりと整い、さらによいリゾート地になったのでは、と思います。しかしながら、このゴールドコーストのターニングポイントを作ったのは紛れもなく日系企業であるこはこれかれも機会があるごとにしっかりと伝えて行きたいと思います。