3月3日は日本では桃のお節句でしたが、3月8日は『女性の日』だそうです。
女性の日、にちなんでオーストラリアの新聞やTVでは『オーストラリアの働く女性』について、報道されておりました。オーストラリアで働いておりますと、日本にいたときに比べ私個人的には女性だから、と差別を感じるような機会は極めて少ないのです。しかし数字で見ると次のような結果となっているそうです。(ザ・デイリーニュース提供)
1. フルタイムで働く女性の数は全体の37.4%
2. 大学新卒の女性の給与は男性より4.8%低い
3. 大企業のCEO(代表取締役的な役職)は全体の7%
4. フルタイム就業の女性の給与は男性に比べ14%低い
5. 男女の雇用間の差が無い世界のトップの国は、アイスランド/スウェーデンが
同率1位で、2位はニュージーランド
6. 国会議員の女性の数は上院では76議席中28席、下院では150席中45席
給与差が埋まるには今のペースですべてが進むと最低12年はかかると予想され、管理職にいる女性が産休後にスムースにもとの役職に戻れるような環境改善、フレックスな就労時間制度などの更なる必要性が取り上げられておりました。
グラスル―ツ的には家事や子育ての上手な分担など、家族内での理解と協力も必要です。そして、我々働く女性の意識も大切です。女性だからできない、のではなく女性でも、女性だからここまで出来ますというポジティブな姿勢で働き、これから社会に進出される女性の給与差、就労条件の改善につながっていくよう頑張らなくてはいけないですね!!