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ゴールドコースト&ブリスベン不動産情報2013年10月26日号

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====== 以下は「2013年10月26日号」メルマガのご挨拶文。================

ゴールドコーストの砂川です。いかがお過ごしでしょうか。

今月上旬は東京・京都・大阪を5日間の日程で出張し少々慌ただしい月となりました。

さて、日本出張中に必ずといっていい程耳にするのが「相続税」のお話です。
2015年から基礎控除の減額に加え税率が55%になるとのことで、折角築き上げてきた財産をどう守るか?という事等がテーマですが、関心ははとても高いようで、書店にいくと相続税に関連する書籍が”ズラリ”と並んでいて私自身、日本の方は勉強熱心だな~、いつも感心します。

ご存知の方は多いと思いますが、オーストラリには相続税&贈与税がありません。
いくら相続しようが、相続を受けようが、あげようが、貰おうが、双方無税です。なので、この類いの税金に関連する知識は学ぶ必要が全くありません。と、いいますか、議論の余地は無し。”無税”は当たり前という感覚です。
この相続税。日本人は大変なんだ! ということを、オーストラリア人にすると結構つっこまれます。

私:日本は相続税があってね、例えば課税額が10億あると5億を相続税として支払われなければいけないんだよ。場合によっては税金を払う為に自宅の土地を切り売りしたりするんだとか。

豪君:どうして?自分たちで築いた財産だろ。所有している期間に資産税、税金、その他の税金を払ってきたのに、どうして、またその財産に対して税金を払うの?それにその仕組みだと将来は相続する資産がなくなってしまう、ということでしょう。

私:そうだよね。でも仕方ないと最終的には割り切っている(諦めている)人も多くいるみたい。

豪君:そんな国、全財産をもって家族で他所の国に直ぐに出ちゃえばいいじゃない?なんで、皆なそうしないの?

私:いや、それができたら皆しているよ?

豪君:じゃ、何で皆しないの?税金5億だよ! ”ゴ・オ・ク” 変だと思わないか?

私:そうなんだけれど。。。。

豪君:日本人は賢いと聞いているけれど。

私:そうだよ。よく働くし、勉強するし、賢いと思うよ。

豪君:じゃ、何故?、そんな簡単な計算が出来ないのかな。

私:理屈では確かに、そうだけれど。。

つまるところ、農耕民族と狩猟民族の考え方の違いもあるのかな?とは思います。「いや、日本人は日本を愛しているし、日本人の義務だから」、という答えではまた突っ込みが入りそうです。

何故か?誰か答えを教えて下さい。

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