不動産業もグローバル化の検討が必要
日本の大手企業が海外にどんどん進出しています。日本の人口は2005年以降毎年減少に転じ、将来市場が収縮する事は必至で、危機感をもった企業は新たな収益源を確保するべく将来成長が見込める外国で積極的に投資活動を行っています。日本における将来の社会構造(少子高齢化&人口・就業者数の減少等)の問題は不動産業においても今後の成長の持続性、収益力、そして資産価値に大きな影響を与えることは容易に予測できます。今後、日本の不動産業者は、法人、個人を問わず国内の不動産にのみ依存する事業活動を見直し、高い収益性が見込める外国において戦略的に投資活動の展開を検討する必要があります。
先の日本バブル経済期との違いは?
ここ4-5年の間に日系大手のデベロッパー、ハウスメーカーがオーストラリアに進出してきています。先のバブル期にも数多くの大手日系デベロッパーが進出してきましたが、その大半は常に日本の市場を意識・依存して事業計画をたてていた為バブル崩壊後には撤退を余儀なくされました。当時のバブル期と様相が異なるのは、現在進出している日系企業は日々成長するオーストラリアの市場を対象(地元実需向け住宅開発)に自社の得意とするアイデアや事業を仕掛け高収益を目論むという点です。例えば、昨今、都市部&近郊においては土地の区画がどんどん小さくなってきています。その結果、狭い土地を無駄なく有効に使い快適性&収益性の高い住宅を設計をすることがオーストラリアでは最近のトレンドになってきていますが、この分野は日本企業の最も得意とする分野であり発展の余地(競争力)は十分にあると思います。
ワイドエステートのデベロッパー進出支援
ワイドエステートではオーストラリアで不動産開発や関連事業の展開を検討する企業様を対象に事業進出コンサルティングを提供しております。
弊社は当地においてオーストラリア人をエンドユーザーとする住宅と宅地の分譲事業実績が複数あります。この事業を介して今日迄蓄積されたノウハウ、そして実績をもとに土地の選定から許可取得、建物設計、資金調達、施行そして販売など、実践的且つ有益な情報をフルに活かし不動産事業の進出支援を行っおり、日本で上場しているデベロッパーの豪州事業進出のコンサルティングサービス提供、また協業の実績も複数ございます。
オーストラリアへの事業進出を検討されているデベロッパー、ハウスメーカー様、事業規模の大小を問わ、先ずはワイドエステートまでご相談下さい。