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リーディング、読書の習慣をつける

あと数ヶ月でYear 6の息子が小学校を卒業するにあたり、これまでの学校生活を振り返りながら、オーストラリアの小学校のことを少しづつブログで書いてみようと思いました。州によって、学校によって違う点はありますが、参考になればと思います。

息子が小さい頃は、英語の絵本や簡単な本を一緒に読んでいました。少し大きくなると「英語がわからないから、マミー、代わりに読んでほしいな」と言いながら、なんだかんだで自分から本に触れるようになっていました。

プレップに入ると、学校ではまずリーディング力のレベルチェックが学期ごとにあります。先生が子どもに合った本(写真や絵が多い本が中心)を数冊選び、宿題として家に持ち帰ります。子どもは毎日少しずつ声に出して読み、親は読書記録帳に、その日に読んだページ数や子供がスムーズに読めたか、楽しそうに読んだかなどのコメントを書き、週に一度先生に提出。英語でコメントを書くのは私にとって少し苦労でしたが、親子で一緒に読む時間ができるのは、なかなか良い習慣でした。
また、授業の一環として「Library」という時間があり、みんなで図書館に行って本を借ります。子どもが自分で選んできた本を一緒に読むのも、とても興味深い体験でした。

Year 3になると、図書館やオンラインの読書ツールで、自分のレベルにあった好きな本を選び、読み終えるとオンラインで本の内容いついてのQ&Aに答えます。その結果がシステムに記録される仕組みで、自然と読解力を身につけていきます。

そしてYear 4からもTerm(学期)ごとにレベルチェックをして、先生が生徒一人ひとりに目標ポイント(ゴール)を設定し、それに向かって本を選び、読みます。ポイントが多い本は、もちろんページ数も多く、難しいです。読み終わるとオンラインで本の内容に関するQ&Aテストを受けるのですが、全問正解でポイントは100%つきますが、間違えがあると、その分、ポイントは少なくなってしまいます。

今、Year 6の息子が読んでいる本をちらっと見てみると……文字はびっしり小さく、挿絵はまったくなし。しかもページ数は300〜600ページ!英語に慣れていない私にとっては、見ただけでクラっとしてしまいます(笑)。それでも息子はコツコツと読み続けていて、その姿に「いつの間にか成長したなぁ」としみじみ感じます。しかも、仕方なく読んでいるのではなく、楽しそうに読んでいるのが本当に嬉しいところです。

リーディングは語彙力や表現力がつき、もちろん読解力も伸びるし、やっぱりプラスばかりだなと感じます。親として大変なこともありましたが、こうして子どもの成長を一緒に見守れるのは、とてもありがたいことですね。

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