世の中は、長かったスクールホリデーが終わり、新学期が始まりました。オーストラリアでは1月から新学期が始まり、新しい学年へと進級します。
我が家の双子の娘たちは、今年から12年生。日本でいう高校3年生で、一番大切な学年となります。今年の夏休みは、昨年11月末から今年1月末までの2か月間。長いホリデーでしたが、我が家ではちょっと事情が違います。
というのも、双子のうち一人は私立高校に通っていますが、もう一人は公立のオンライン学校に通っているため、学校が始まっても自宅がそのまま「学校」です。完全リモート高校生です！
このオンライン学校のシステムはとても素晴らしく、学校自体はブリスベンにありますが、オンライン環境さえ整っていれば、どこからでも授業に参加できます。試験の時だけ学校へ行きます。娘は、時々庭のプールに入って授業を受けています。(笑)
ホームスクーリングとは異なり、親が勉強を見なくても大丈夫。曜日によってスケジュールは変わりますが、毎日朝8時から午後2時まで通常の授業があり、出欠もしっかり取られます。
通常の学校に馴染みにくい子や、スポーツなど校外活動が活発な子など、それぞれのライフスタイルに合わせて学ぶことができるのが大きな魅力です。国外から参加している生徒もいますが、州立の学校のため、基本的にブリスベンの住民である必要があります。
オーストラリアでは、日本と比べて学校の送迎やお弁当作りなど親の負担が多いですが、その分、子供たちは多様性を受け入れられながら、守られた環境でのびのびと育つことができます。
さて、我が家もあとひと踏ん張り！
今年も一年、頑張ります！