不動産を購入する際には主に2通りあります。一つは現金買い。つまり現金一括で不動産を購入します(即金とも言います)。こちらではCash Buyer(キャッシュバイヤー)と言われています。そして、もう一つは銀行やその他金融機関から融資を受けて購入するパターンです。不動産決済代行会社(PEXA)の直近リポートよると、主要三大都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン)において不動産を即金で購入する割合が全体取引数の26.5%に達したとのことで、これは実に4人に1人が高額な不動産を即金で購入していることになります。さて現金を豊富に持っている人というと誰を思い浮かべるでしょうか?そうですね、富裕層、リタイヤ層、投資家ということになります。資金が潤沢にありますので、融資など面倒なプロセスを踏むことなく、好きな物件を好きな時に購入できる訳です。さて、では、この人達はどこを好んで購入しているか、想像できるでしょうか?1位は豪州における最大の経済都市シドニーです。2番目は?なんとゴールドコーストの中心地サーファーズパラダイスです! 対照的な街になりますがキャッシュバイヤーが好んで購入するエリアなんですね。ブロードビーチもメルボルンの次の6位に入っています。興味深いことにシドニーとサーファーズパラダイスパラダイスの取引額がほぼ同額だということです。もしかして、シドニーを売った人ががその資金でサーファーズパラダイスを購入したのでは?と考えるのは私だけではないように思います。
情報出所 PEXA
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Cash Buyerが好んで購入している街は?