先日のブログで不動産は土地と建築価格が重要な要素と投稿しました。不動産が住居用の場合、土地の部分は不動産の流通サイトなどである程度価格は分かってきますが、建物価格については机上では少し分かり難いところもあります。そこで簡単にわかる方法を二つ紹介します。一番簡単な方法で建築価格を調査する方法は、近くのマスタープランプロジェクト（総合住宅コミュニュティー大規模宅地分譲）赴いて主だったビルダー（工務店）の展示ハウスを幾つかまわり、間取りと価格表を見ると大凡の相場が分かってきます。注意することは各社の価格比較において肝心なのm2単価がいくらか？という点です。例えば200m2の大きさの家をA社は$300,000で、250m2の大きさの家をB社は$350,000で建てるとの案内があったとします。この場合、A社のm2単価は$1,500であり、B社のm2単価は$1,400となり、B社のm2単価が安価であることが分かります。そこから何故A社よりB社が安価なのかを掘り下げて確認をしていくことができます。内装や外観仕上げ、設備などが異なるかもしれませんし、他の理由かもしれません。もう一つかなりアバウトな建築価格を出す方法があります。それば建物積算士が公開しているサイトで確認することができます。例えば、土地は平坦、整形地、外壁レンガ、木造、内装（上中下）、建築場所、日付等の条件を入れると机上でm2単価と総額が出てきます。あれこれとやっている内に相場感がついてきますのでその価格に土地価格を乗せると不動産の大凡の総額見えてきます。現場レベルでいいますと自分の予算から建物額を引いて残った額が土地の取得額になります（その逆もあります）。そこで「いけるか、いけないか？」とざっくりと判断していくということなります。いかがでしょうか？少し賢くなったような気持ちになれましたら嬉しいです。