最近不動産市場において歴史的なことが起こりました。過去何十年もの間、豪州の都市部において住居用不動産価格(中央値)の高さの順位を言いますと、豪州最大の経済都市のシドニー、次いで経済都市2位のメルボルン、そして3番目にブリスベンの順位でしたが、ここにきてブリスベンの中央値がメルボルンを優るという、歴史的な順位入れ替えが起こっています。豪州最大の不動産調査会社CoreLogic社の発表によると直近(2024年5月)の中央値はブリスベンがA$843,231、メルボルンがA$780,437となっており、ブリスベンにおける不動産の投資環境が相当に成長していることが伺えます。幾つか、理由が挙げられていますが、やはりブリスベンは2032年にオリンピックの開催が決定しておりそれに向けた官民の投資が活発であること、そして、安定的な人口増加に対する公共インフラ(高速道路•鉄道•路面電車•バス•病院•学校等)に政府が積極的に投資をしていること、そして、それらはつまり仕事が多くあり国内外移住に拍車がかかり、不動産のニーズが高まっており、今後も期待できることを意味しています。余談ですが、日本では少しイメージし難いと思いますが、オーストラリア人はいい条件が整うと直ぐに他の都市に移住してしまいます。なぜ、そういうことができるのか?それはまた次の機会にと思います。
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ブリスベンの不動産が絶好調