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日本と豪州における不動産賃貸事業の違い

日本のお客様から両国間における賃貸事業の違いはなんでしょうか?と訊かれることがあり、普段何気なくお返事している内容を簡単にまとめてみました。
まず家賃の表示。日本では、月額幾らで表示されますが、こちらは週単位で表示されます。日本風に換算する方法としては(週家賃X52週)÷12ヶ月となります。
例えば、週の家賃が$500であれば、($500*52)/12=月額$2,166となります。
※なぜ週単位なのか?ですが、豪州では週単位で給料を支払う会社が今で多くあるからです。なぜ1週間単位なのか?はまたの機会に説明します。
次に不動産会社に支払う仲介手数料。こちらは1週間から2週間分となります。前述をサンプルにすると、$500から$1,000となります。そして賃貸管理手数料は受けており家賃に対して5.5%〜8.8%(州により異なる)というイメージです。
少し意外と思われる点として、豪州では借り手は保険に加入しません(そのような保険がありません)。自分の財産は自分で守るという意識が高く、家主が保険に入り、仮に借り手の過失で物件に損傷が出た場合、或いは家賃の踏み倒しなどあった場合はその保険で補償を受けます。
最後に、保証金(日本でいう敷金)は家主が預かるのではなく、公平な観点から政府の関係機関に預託します。つまり家主の裁量で保証金から退去時の必要経費を精算するのではなく、家主と借主の間で合理的な判断や合意がないと手がつけられないという仕組みになっています。勿論、家賃を踏み倒された場合はこの保証金から支払いを受けることはできます。
ここまで書いてくると、まだあるな。。。と思ってきましたので、今回はこのくらいにしておきます。ワイドエステートではオーナー様の立ち位置で不動産の管理もしておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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