オーストラリアのクィーンズランド州は日本の5倍程の大きさがありますが、経済成長、そしてそれに伴って不動産市場が活発なエリアがあります。そのエリアとは、ずばり、ブリスベンとゴールドコースト、そしてその間のエリアです。クィーンズランド州における不動産売買の取引数はこのエリアがダントツです。
その次にブリスベンと通称サンシャインコースト(ブリスベンより北の方向)と呼ばれる間のエリアが二番目にきます。そして、三番目がブリスベンとトゥーンバ(ブリスベンより西の方向)となるでしょう。
こう見ると、成長エリアはブリスベンを中心に北はサンシャインコースト、南はゴールドコースト、西はトゥーンバの点を結んだ三角形となり、まさにゴールデントライアングルと呼ばれるに相応しいエリアかと思います。
実際のところこのエリアは州政府とその域内にある12の市役所が“Shaping SEQ”という戦略プロジェクトのもと人口増加を集中させるエリアとして新たな公共インフラを積極的に整えています(つまり開発しています)。
日本では少し考え難いですが、若い家族・世代の増加が著しく新しい学校や大学がどんどん開校しているのもこのエリアです。
クィーンズランド州には投資先として魅力的なところが沢山ありますが、このゴールデントライアングルが真っ先に検討されるべきエリアであることはほぼ間違いはないと思います。