こちらで賃貸不動産販売の広告を見ていますと、Negative Gearing（ネガティブギアリング）という文字が結構目に入ってきます。
何の意味でしょうか？という質問を受けることがありますが、これは日本の不動産事業でもお馴染みの「損益通算」という、つまり「節税ができますよ」、という謳い文句になります。
不動産賃貸事業の損失を所得と合算することで、所得税を減らすことができる。つまり合法的に節税がでるということです。
このネガティブギアリングは会社に勤めている人の間（つまりサラリーマン）で特に人気で、お給料（所得）がある程度上がってくると、将来の資産形成を考える上で真っ先に検討されるものです。
ネガティブギアリングの効果を最大限に活かす為に考慮される点は二つあります。一つはお金を借りる、その際に支払う金利と、そして建物・設備の原価償却費が経費として計上できることです。この二つが所得税の圧縮につながり、天引きされた給与税が還付される（納税額が全額が還付される場合もあります😀）。
そして、もう一つは、これはお勤めの方の特典となりますが、このことが目的でも融資が受けられるということです。
成功の鍵は賃貸収入がきちんと入ってくること、そして不動産価値が上昇することですが、この2点については豪州の不動産においては、ほぼ心配はないと思います（過去のブログで案内の通りです）。　一度、検討してみては如何でしょうか。