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オーストラリアの区分所有オフィスとは?

最近、日本出張中に雑誌やテレビ広告で「区分所有オフィス」の宣伝を見かけます。日経のWBS(ワールドビジネスサテライト)のテレビ番組のスポンサー広告でも見かけるくらいなので、「多分、日本ではこの手の不動産投資は目新しいのかな〜?。それにしても宣伝に結構なお金かけているな〜」と思いながら眺めています。ちなみに、オーストラリアでもこの手の不動産に投資できます。「区分所有オフィス」とは簡単にいうと、分譲マンションのオフィス版と考えた方がわかりやすいかと思います。分譲マンションには例えば1010号室というお部屋の区切りがあり、それが売買の対象となるわけですが、オフィスの場合も同様に建物内にある区切られた事務所の空間を購入することになります(ワンフロアーを購入することもできます)。外国人が購入するメリットは先ず規制面からいいますと、ほぼありません。例えば、外国人は原則、中古の住居用不動産は購入できませんが、商業系の不動産は、ほぼ規制外となっており中古物件でも購入できます。また、取得する際の税金も住居を購入するのに比較しますと免除額がかなり大きいです。次に価格ですが、エントリーレベルが低く、例えば30万ドル台からでも購入ができます。次にリスクですが、立地が悪いとテナント付が極端に悪くなります(住居は立地が悪くても入居者はつきます)。また、パンデミックでリモートワーク(在宅勤務)も増えており、その結果、オフィスのニーズも下がってきていることも留意点となります。日本では住居とオフィスの利回りに、あまり相違がないようですが、こちらでは商業系は「リスク高」ということで、通常、住居系不動産の利回りよりも1.5から2倍ほど高い利回りとなります。リスクはありますが、良い物件もありますので、投資できる金額とリスクを比較しながら、どの物件に投資するかを決めたら良いかと思います。ちなみに店舗の区分所有もありますよ。一等地の路面店のオーナーになるのは夢があって結構いいかもしれませんね!

イメージは昨今発展が著しいニューキャッスルという地方都市で実際に分譲されている区分所有オフィスとなります。

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