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大手銀行による不動産の価格予測はあてになる?ならない?

以前のブログで豪州の大手4大銀行が4月付で予測した「主要都市における2023年と2024年の住宅全体的価格」を掲載しました。2023年における価格予測ではウェストパック銀行は「価格は並行、つまり上昇率はゼロ」ナショナルオーストラリア銀行は「マイナス3%」と予測、一方でコモンウェルス銀行は「プラス3%」と予測。私からの最終的なコメントとして「各行により予測が異なるので、分析力が試される」として、ブログを締めくくりました。

あれから3ヶ月、最近新たな予測が発表されまして、ウェストパック銀行は一転して「価格上昇を7%」と発表、ナショナルオーストラリア銀行は「4.7%上昇」と発表しました。なんと3ヶ月も経たないうちに両行とも7%の上昇と予測を変更しています。。

ちなみに、ウェスパック銀行は2022年の8月には「2023年度後半には最大で18%下落する」、ナショナル・オーストラリア銀行は至っては「20%下落」と予測していました。。

こうやってみると、今話題になっている中央銀行総裁の予測といい、四大銀行の予測といい、あまりあてにならないなぁ〜、と思うのは私だけでしょうか。。

*ウェストパック銀行の住居不動産価格予測(8月7日付)の予測レポート(英語)は、こちらをクリックしてください。

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