豪州の大手四大銀行といえば、Westpac(ウエストパック銀行)、CBA(コモンウェルス銀行)、NAB(ナショナルオーストラリア銀行)、ANZ(オーストラリア・ニュージーランド銀行)。この四大銀行が2023年と2024年の不動産価格(住居)を予想し、まとめられた記事が経済新聞(Financial Review)に掲載されていました。都市別でも予測がされていますが、全国で言いますと、各行により見解が異なるますが、2023年(今年)の上昇率はマイナス4%〜プラス3%の幅、NABはマイナス4%に下落すると予測し、CBAは3%上昇するとしています。2024年(来年)はANZを除く全ての銀行が上がることを予測。上昇率は4%から5%となっています。理由は概ね金利は上昇し価格を抑制するが、供給が間に合っておらず、しばらくこの状況が続く中(つまり完成物件が先細り)、移民による人口増加があり、結果全体的に市場は引き締まっていき、それが価格に反映されるという内容です。私もそんな感じかな、という意見です。面白いのは各行により予測率が異なること。さて、今年、来年の不動産価格はどうなるか?各行の分析力が試されます。
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豪州大手4大銀行が予想した不動産価格