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オーストラリアの空室税とは?

オーストラリアは慢性的に住宅不足が続いています。空室率は過去平均で2%前後(だと思います。そのくらい逼迫)、直近では1%を切る地域も多くあります。前のブログで、「外国人は中古の住居物件が買えないが新築物件は購入できる。それを見込んで開発業者が住宅(主にマンションなどの高層集合住宅)を開発分譲、つまり供給し外国人に購入してもらう構図ができ、それが住宅不足の緩和の一役を担っている」と説明しました。実はこの後に、また新たな問題が出てきました。豪州の不動産は安全資産として中国人に人気があり、多くの中国人が住居不動産を購入しました。普通、不動産を購入するとその物件を賃貸に出して家賃収入を得る訳ですが、中国人は新し物好きなのか、やる必要がないのか、少しこのあたりの事情が分かりませんが、物件を購入後に「放置」しました。つまり空き家(Ghost Houseと呼ばれます)のままにしておく人が多く出たという事です。よく、「新築マンションなのに夜は真っ暗で誰もいない」、ということを聞きますが、まさに同様な状況がおきた訳です。そこで豪州政府がとった対応策は、「物件を放置しておく人に対しては高額な罰金を課す」、としました。この法律の背景を簡単にいうと、「ただでさえ住宅不足なのに購入した後に放置とは、なんたる事。何もしなければ罰金、罰金を取られたくなければ、物件を賃貸市場に放出せよ」という内容です。罰金額が結構大きくて約9,000万円以下の物件ですと120万円の罰金が課されます。しかも毎年。これですと所有者もたまらず物件を市場に放出すると思います。もう一つ思惑がありますが、それは、また次の機会に。いずれにしても豪州は慢性的な住宅不足であることがご理解いただけると思います。

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