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昨今のオーストラリア不動産市場

オーストラリア準備銀行は、先月、2020年11月以降、据え置いていた過去最低の政策金利0.1%を、0.35%に引き上げましたが、明日の定例会議(毎月第一火曜日に開催)において、現下のインフレなどを考量すると、さらなる引き上げが行われる、とメディアでは予想されています。先月の金利引き上げにより、オーストラリアの住宅価格は、金利が上昇するという不安が影響し、全国で前月比0.11%下落し、2020年4月ぶりに下落したと、不動産調査会社プロップトラック社が伝えました。主要都市別にみると、シドニーで0.29%、メルボルンで0.27%と下落、一方で、ブリスベンは0.35%、アデレードは0.58%上昇しました。このように、各都市別でみると、一律で下落しているわけではありませんが、明日、金利が再び上昇すると、全国的に下落する可能性もあると、同社のエコノミストは述べています。

建築業界では、ここ数か月、建築資材の上昇、労働力不足、洪水、ロックダウン、長雨などの影響で、建築業者が経営危機に陥り、PROBUILD社、3月にはアパートメントを中心に開発していたCONDEV社が進行中の約10億ドル、18のプロジェックを抱えたまま倒産。5月には、分譲住宅を提供していたPIVOTAL HOMES社が倒産、同社の倒産により、建築中の物件や建築契約済みの物件、併せて200件以上の案件が、宙に浮いた状態になってしまいました。また、今日のニュースでは、図面売りで、全79戸を完売済みの140億ドルのアパートメント開発を、昨今の急激な建築コスト上昇を理由に建築を中止すると伝えていました。このようにコロナ感染、ウクライナ侵攻、天災など、様々な要因で影響を受けている世界経済の中で、オーストラリアの不動産市場がどのように推移していくか、目が離せない状況は続きそうです。

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