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【メルマガ】ブリース洋子公認会計士事務所 2021年10月

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ワイドエステートでは皆さんの生活に役立つメルマガをご紹介しています。
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◇◇メルマガ編集・発行◇◇
ブリース洋子公認会計士事務所
Yoko Briese Accounting & Business Services

昨年の今頃は、コロナ禍にて、日本行の許可がおり、ハラハラドキドキして渡航の準備をしておりました。1年経った今、段階的に、渡航ができるようになるとは言われていますが、それでも以前のようになるには、もう少し時間がかかりそうですね。 

Youtubeも相変わらず頑張っておりますが、文字がお好きな方にはやっぱりメルマガということで、今月のメルマガをお届けします。 ちなにみ、最近のYoutubeで好評だったのは「子どもに家を譲る場合に知らないと損をする話 オーストラリアには相続税や贈与税はないけれども、考えることはたくさんある」です。(↓こちらから)
https://youtu.be/xEQ-Fm1dxUI

他にも、「これは!」と思うトピックがありましたら、細々と続けております!

今月のメルマガトピック

・タックスリターン申請締め切り
・Director ID取得義務化
・スーパーアニュエーション 11月からの変更

タックスリターン申請締め切り

ご自身で申請される方は、毎年10月31日が締め切りです。が、今年の10月31日は日曜日のため、11月1日が締め切り日となります。 間に合いそうもない方は、11月1日までに会計事務所にお客様登録をすれば、延長が可能です!

Director ID

以前にもメルマガにてご案内しましたDirector IDの申請がいよいよ11月から開始されます。Director IDは、オーストラリアの会社のDirector (取締役)個人に永久的に紐づけされる番号で、政府機関は、取締役のプロフィールや、取締役としての過去を追跡することが可能となります。 これにより、身分証明の偽造を防ぐことができるとされています。

1. 登録の期日

取締役就任日                                    Director ID登録期限
2021年10月31日時点で就任     → 2022年11月30日
2021年11月1日~2022年4月4日 → 就任から28日以内
2022年4月5日以降       → 就任前

2. 申請方法

ABRS(Australian Business Registry Services)のホームページから申請
https://www.abrs.gov.au/director-identification-number

ステップ1) MyGovIDのセットアップ
申請するためには、myGovID取得が必要です。myGovIDは、myGovとは異なりますのでご注意ください。myGovIDは、下記のリンクから取得できます。

https://www.mygovid.gov.au/set-up

取得の際に、身分証明書2点を提示する必要があります。身分証明書として、銀行口座の詳細、スーパーアニュエーション口座の詳細、オーストラリア国税局(ATO)からの査定書(Notice of Assessment)、配当金の明細書、センターリンクからの支払い証明書や年間の給与支払い明細書(PAYG Payment Summary)などが挙げられます。

ステップ2)自身を証明する書類や情報を準備
必要な情報

・TFN
・ATOに登録されている居住の住所
・書類2点からの情報 書類として挙げられているのは、銀行口座の詳細、スーパーアニュエーション口座の詳細、オーストラリア国税局(ATO)からの査定書(Notice of Assessment)、配当金の明細書、センターリンクからの支払い証明書や年間の給与支払い明細書(PAYG Payment Summary)

ステップ3)Director ID申請

MyGovIDから申請(5分ほどで完了するということです)
MyGovIDからできない場合には、電話にて登録も可能。または紙ベースの申請

MyGovIDを取得できない場合には(オーストラリアに居住していない場合)
オーストラリアの非居住者でもBasic MyGovID(通常のMyGovIDよりも制限が付くもの)ならば取得できるようです。
https://www.ato.gov.au/General/Online-services/Accessing-online-services-with-myGovID-and-RAM/Accessing-our-online-services-with-a-Basic-myGovID/

Basic MyGovID取得後に、(オンラインではなく)紙ベースのDirector ID申請をします。その際に、身分証明書のCertified copy(認証コピー)も送付する必要があります。身分証明書としては、第一グループから1点、第二グループから1点必要となります(第一グループ: パスポート、出生証明書、第二グループ:写真付きの国からの証明書、運転免許証、婚姻証明書)

3. 誰かに申請代行を依頼できますか?
残念ですが、できません。会計事務所もお手伝いできません(ごめんなさい)。 個人情報を照合しないと申請ができない仕組みになっています。

4.登録しなかったりした場合の罰金は?
所定の期間内にDirector IDを申請しなかった場合、故意に複数のIDを申請した場合、虚偽のDirector IDを申請した場合、民事及び刑事上罰則が適用されます。

スーパーアニュエーション 11月からの変更

11月1日以降に新しく雇用をされる場合には、スーパーアニュエーションの新ルールにご注意ください。 ご存知のように、雇用主は、すべての従業員に対して、給与の10%を、その従業員が指定するファンドに積み立てる義務があります。雇用を開始する際に、その指定ファンドの情報を、(従業員に)Superannuation Standard Choice Formに記載してもらうことで確認をします。従業員がファンドを選択しない場合、通常、雇用主は、(雇用主が利用する)スーパーアニュエーションをデフォルトのファンドに振り分けます。

2021年11月1日以降、従業員がファンドを特定しない場合、雇用主は、ATOに連絡し、従業員の既存のスーパーアニュエーションファンド、またはその従業員に紐づけされている「ステープル」ファンドの詳細を要求するという作業が必要となります。ATOへの要求は、Business Online Serviceからできます。詳細については、下記のATOリンクをご参照ください。

https://www.ato.gov.au/Business/Super-for-employers/Setting-up-super-for-your-business/Offer-employees-a-choice-of-super-fund/Request-stapled-super-fund-details-for-employees/

それでも、その従業員のファンドが見つからな場合には、雇用主のDefault Fundを利用することができます(または、Workplace Determinationが存在すれば、それが指定するファンド)。

上記の内容について、ご質問やコメントがありましたら、以下までどうぞ!
info@ybabs.com.au

ブリース洋子公認会計事務所は、掲載記事の正確さに万全を期しておりますが、掲載後にデータや情報に変更の可能性があることをご了承くださいませ。また、内容に関しましては、必ずしも見解を反映したものではないことをお断りします。掲載内容の無断転載を禁じます。

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