オーストラリアの不動産情報サイト「YOUR INVESTMENT PROPERTY」で、「海外投資家の中では、オーストラリアの人気が上昇中」という記事を読みました。この記事によると、コロナ禍の前、2018年度(2018年7月から2019年6月)から、すでにオーストラリアの不動産への海外投資は、前年対比でマイナスになっており、最新の外国人審議委員会(FIRB)の報告書でも、2019年度(2019年7月から2020年6月)も、コロナの影響もあり、新築物件では、前年対比5.9%ダウン、土地案件が22.6%ダウン、そして、中古住宅が20.1%ダウンという数字でした、投資金額は、75億ドル(約5,600億円)で、そのうちの80%が100万ドル(約7,500万円)の居住用不動産、そして、投資金額的には、94.6%がビクトリア州、ニューサウスウエールズ州、クイーンズランド州内の物件でした。
このように、減少傾向な海外からの不動産投資ですが、オーストラリアがコロナ感染を抑え込んでいること、経済が回復傾向に向かっていることから、国境が閉鎖されている現状では、短期的には厳しいが、長期的には、海外からの問い合わせも増加し、オーストラリアの不動産人気が上昇していることから、楽観視していると、グローバル不動産会社JUWAI IQの会長は語っています。
実際、ゴールドコーストでも、海外からの不動産投資は続いています。
オーストラリアのコロナ状況ですが、10月21日午後9時時点で、過去24時間以内の新規感染者数は16人で、一時期、ビクトリア州で急増した感染者数も、大分、収まってきたことで、近隣のニュージーランドに対しては、国境(一部の州)を再開しました、一日も早い、日本との国境が再開することを祈るばかりです。