連日、コロナウイルスによる不景気な話ばかりです。中国に端を発したウイルスは、全世界に拡散し、今日現在感染者114,422人、死亡者4,027人(64,088人、半分近くは回復しています)に達し、あっという間に広がった感があります。特に、最近は、イタリアを筆頭に陸続きのヨーロッパ諸国に広がり、アメリカも約700人の感染者と、まだまだ、収まる気配がありません。当然、経済活動が停滞し、どの国も、リーマンショック以来の株の下落に見舞われ、パニック状態に陥っています。一方で、今日、ゴールドコーストの新聞「ゴールドコーストブリテン」には、景気の良い話が載っていました。
ゴールドコーストで、サーフィンで有名なBURLEIGH HEADS(バーレーヘッズ)の海岸沿いに建築予定の17階建て総戸数33戸のアパートメント「NATURA(ナチュラ)」最低価格が$1.6M(約1億1千万円)が、先週の土曜日に発売開始して、翌日、日曜日の2日間で、何と80%の物件、金額にしてA$50M(約35億円)以上の契約が入ったということです。購入者の70%が、地元ゴールドコーストの人で、いわゆるダウンサイジング(例えば、大きな4ベッドルームの家を持っていて、子供が成長して、夫婦2人だけになったので2部屋しかいらない)、そして、残りの30%が他州の投資家。このようなスピードで売れたのは、1980年代以来とのことです。現在、既存の建物の取り壊し工事が行われていて、今年の5月に着工します。ここ数年、このようなダウンサイズする人向けに、1フロアーに2物件のような高級ブティックアパートメントが人気で、特にブロードビーチ、パームビーチ、バーレーヘッズでの開発が盛んです。
このところ、暗い話題ばかりでしたが、久しぶりに明るいゴールドコーストの不動産話でした。
もうひとつ、おまけですが、円高傾向です、今日は、1豪ドル68円。2009年以来の数字です、オーストラリア不動産物件、購入の好機、こちらも景気の良い話です。