先月、年始にあたり、今年の不動産市況を占ううえで、2019年の不動産価格がプラスに推移し、2020年も安定的に成長しそうだと書き、同時に、米中貿易摩擦、イギリスのEU離脱などの不安材料もあり注視が必要だと思いましたが、ここにきて、これらの不安材料を飛び越して、コロナウイルスが、一気に世界経済に影響を与え始めました。中国から始まり、日本や韓国にも飛び火しましたが、アメリカの経済が好調だったので、アメリカの株価にあまり影響を与えていませんでしたが、イタリアで感染者が増加し、ヨーロッパにも飛び火したことで、ついに、アメリカのダウ株価が、1日で1,000ドルという、大幅な下げを記録しました。当然、日本を含めて、世界的に株安に転じることは、コロナウイルスの抑え込みが見えない中、避けられない情勢です。オーストラリアの経済への影響も避けられません、中国は、最大の輸出国であり、中国からの投資、観光も盛んな昨今です。しかしながら、冷静に世の中を見ると、著名な投資家は、このような時こそチャンス到来と考えているようです。オーストラリアの不動産に関しても、短期的には、影響を与えるかもしれませんが、長期的な視点に立てば、人口増加や豊富な資源に支えられたオーストラリアでは、不動産は、安定的な投資対象になると思います。このような状況の時こそ、一喜一憂する株ではなく、オーストラリアの不動産投資を検討してはいかがでしょうか?
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株価急落、不動産は?