先ごろ、JLLリサーチが、2018年のアパート不動産市場に関する、興味深い数字を公表したので、列記します。
*クイーンズランド州の雇用情勢は安定、2018年11月時点で、対前年比1.6%の増加。
*クイーンズランド州の人口増加、2018年6月時点で、対前年比1.7%増、ブリスベンは、2.1%増加。
*ゴールドコーストの人口増加率は、2.8%と、全国的にも高い増加率。
*ゴールドコーストで、現在、32の新築開発案件で、3,500戸のアパートを建築中。
*ゴールドコーストで、建築認可を得た戸数は、2,647戸と、2018年11月時点で、対前年比53%増。
*ゴールドコーストで、現在、18の新築開発案件、約2,775戸を販売中。
*ゴールドコーストで、2018年に完成した新規分譲アパートは、3,182戸。
*ゴールドコーストで、すでに開発認可を受けているアパートは、13,381戸。
*2018年12月時点で、ゴールドコーストのアパートの価格は、対前年比1.3%増。
*ゴールドコーストのアパートの中間価格は、A$405,000、ブリスベンA$385,000、
メルボルンA$555,000、シドニーA$713,000
*ゴールドコーストの平均的なアパート表面利回りは、5.4%、ブリスベン5.1%、シドニー3.9%
シドニー、メルボルンでは、不動産価格が下落している中で、ゴールドコーストは、健闘しています。
融資の厳格化、海外からの投資減、米中貿易戦争、オーストラリアの連邦選挙、イギリスのEU離脱と、様々な不確定要素があり、不動産市場も予測が難しい2019年になりそうです。