新年が明け、南半球のブリスベンでは暑い日が続いております。2018年はオーストラリア全体の住宅不動産価格が下がり気味の中でブリスベン,GCエリアは健闘致しました。今年は連邦政府の選挙があり、大半が労働党の勝利を予測しております。不動産の動きは国内はもちろん、アメリカと中国の『貿易戦争』をはじめ海外を含めた様々な社会の変化に影響されますので、なかなか正確な予測が難しい1年となりそうです。とはいうものの、先日とある不動産流通サイトでは2019年不動産動向というレポートをだしておりました。シドニー/メルボルンは2018年には不動産価格が下がりましたが、これはそれまでの急激な不動産価格上昇が元に戻り始めているだけ、という見方が多いようです。2019年は、顕著な雇用機会の伸びと人口増加に支えられ、これらの都市も徐々に回復に向かって行くと予想されております。ブリスベンに関しては、前半は弱含みではあるものの、後半には価格の上昇がみられ下記のような予想が出ております。借り入れ利子も低く保たれ、若い世代の家の購入に今年も一役買ってくれそうです。イノシシ年の2019年。オーストラリアの不動産市場は『猪突猛進』はしないまでも、ゆっくりですが安定した上昇市場となりそうです。
【家の価格の上昇予測(資料提供: Domain.com.au)】 |
【ユニットの価格の上昇予測(資料提供: Domain.com.au)】 |