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オーストラリアのリタイヤメントビレッジ事情

オーストラリアでは今、ベビーブームと呼ばれた時代(1945年から60年)に生まれた方たちの多くが定年退職の年となっており、元気な退職者たちが、子供たちもいなくなり、大きな家を売って小さめの庭付きの家を探すトレンドがあります。こういった方たち向けの独立型リタイヤメントビレッジの人気はここ10年ほどの間に、どんどん高まっているそうです。独立型、というのは一般的には50歳以上の人が購入できるルールですが、お医者様や看護婦さん、緊急ボタンの設置されているリタイヤメントビレッジとは異なり(こちらは65歳から入居可能。)『まだ、なんでも自分たちで出来る。』方向けです。図書館、ラウンジ、プール、ジム、テニスコート、クラフトルームなど退職したら、のんびり余生を楽しみたい方に対する色々な付帯施設があり、アクティビティーも充実しているようです。最近は高級感を出したものも多く、広い敷地、川沿いなどを売りに220平方メートル程度の小じんまり戸建てがA$60万ドル以上で売り出されております。購入体系はリース契約に近いので、毎月、それなりの保有コストはかかりますが、敷地内のメンテナンスは管理会社がやってくれるので住民はゆっくり人生を楽しむことに集中できるシステムです。ちなみに、新築であえればこれらの独立型リタイアメントビレッジの戸建ては外国人も購入可能です。(購入許可申請必要。)

有給休暇が4週間あるホリデイ大国オーストラリアですが、リタイヤしてもこのような物件を所有して、余暇を楽しむことに真剣な国民性を改めて感じます。働く女性が増える中、良い保育所の不足が言われておりますが、一味違うリタイヤメントビレッジも必要とされるオーストラリアです。

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