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ブリスベンの不動産市場動向あれこれ

昨年から言われているブリスベンのアパートメント市場供給過剰の懸念ですが、なかなか、どうして市場は予想以上健闘しているとANZ銀行のシニアエコノミストの方のコメントが、先日、新聞にありました。 

昨今のアパートメントの建設ブームでここ数年、銀行はブリスベンのアパートメント市場に非常に警戒しておりましたが、順調な人口増加に助けられ、実際のユニット価格はここ数年で約5%程度落ち込んだ程度とのことです。統計局の最新の数字(今年3月までの過去12か月)によればQLD州は1.7%の人口増加を記録し、他州を上回りこの傾向は2019年、2020年も続くとみられております。同エコノミストによれば、借入利子の動向に加え、『人口増加』は向こう2-3年、不動産市場の動きの重要なポイントとなると言っております。

シドニー、メルボルンに比べてブリスベンは住居の価格が『アフォーダブル(お手頃)』感があるため、他州からの移住者には魅力的です。国際通貨基金(IMF)の昨今の発表ではオーストラリアは世界主要国対象の財政健全度調査で世界で4位、投資先としても安全であり、安定した国です。中でもブリスベンは適度な都会感とゆとり感が同時に存在する大変住み易い街です。

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Photo by Michael on Unsplash
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