オーストラリアでも不動産投資をする際には銀行の融資等を利用し、レバレッジを効かせる。借入金利は4〜5%程。融資期間は大凡30年間。特徴的なのは最初の5年間は元金の返済は据え置き(従って利息のみの支払い)、6年目から元利支払いという商品が市場に結構出回っていること。借りる側も貸せる側も5年後には一旦清算という目論見があるように思う。これは「不動産投資は最低5年間持つべし」という言い伝えにも合致してしているように思う。
「ローン返済の崖」、それは何か?
簡単にいうと、最初の5年間は購入した不動産の家賃で金利のみを支払う、つまりツーペイでやり繰りし、5年後にキャピタルゲインで儲けるという目論見で購入したが、6年目を前に期待していた程、不動産の値段があがらず売却を見送った瞬間に元金の支払いが待ったをかけずに追ってきって崖に追い詰められる、という状況です。例えば、最初の5年間はの支払いが100であったとすると6年目から150〜160となる。5割から6割増しで毎月の支払いが重くのしかかってくる。この状況を凌げればよいが、耐えられない人は崖から落ちてしまう。。。
現在、不動産の価格は調整期にはいっているエリアもある。。。売ろうにも売れない。
仕方がない損切りか?それにしてもダメージが大きすぎる、だからといって毎月の返済額は支払えない。。どうする?。。5年前に借り入れをおこした人の中には悪夢をみている人が多くいるかもです。
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ローン返済の崖?