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オークションの落札率の低下で見る豪州の不動産市場

以前、私のブログでも触れましたが、オーストラリアでは不動産を売却する手法としてオークションを用います。ポイントは誰でも気軽に利用できるという点です。日本のように玄人だけが利用するというシステムではありません。売主は市場が強含みの時には高値を狙い、弱含みの時には換金を促す手段として、買主は開かれた市場で価格を競い合い自分の身丈にあった価格で競り落とせるというメリット等があります。このオークションに出た不動産(主に居住用)が実際に競り落とされた割合をこちらではClearance Rate(クリアランス・レート)といい、大手不動産調査会社(Core Lodgic社)が毎週発表します。
このレートを見ることで現在の不動産市況がどのような状況にあるのか一目で掌握できるので我々、不動産業者はこの発表を見て現場の感触に沿っているか否か確認するわけです。さて、先週の結果は如何に。。全国主要都市でオークションに出された物件数2245件、クリアランスレートは61%でこれは昨年、同時期の72.8%を多く下回ります。各都市でみると(今回/昨年同時期)シドニーが62.5%/74.5%、メルボルンが61.2%/75%、ブリスベンは50.4%、キャンベラは主要都市の中で上出来で77.1%。業界ではクリアランス レートが70%を達していると市場は強いと言われていますので、今回の結果をみるとキャンベラ以外は全ての都市において市場が弱含みということが読み取れます。勿論、こちらは冬にはいりますので、季節的な要因もあると思いますが、前期と比較して10%もレートが落ちるということは市場に何か変化が起きていると考えることが自然だと思います。

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