2018年が明けました。真夏のオーストラリア、クィーンズランド州は現在、宿題のあまりない長い夏休み中です。
今年はゴールドコーストではかつてイギリスの統治下だった国が集うスポーツ競技大会「2018 Commonwealth Games」 が開催される大きな年です。日本ではあまりなじみのないこの『ミニオリンピック』ですが、競技種目23種類、70か国が参加し、ゴールドコーストは今年その開催国なのです。4月4日(水)から15日(日)まで開催され、この期間はゴールドコースト最大のスポーツイベント開催中となり相当な観光客が集まると予想されております。
毎年、色々あるこういったイベントが、ブリスベンを中心とする南東クィーンズランド地区の注目度を高め、他州からの移住者の安定した増加につながり、不動産の価値の安定にもつながります。ブリスベン地区では相変わらず戸建て住居の価格は上昇中です。また、Your Invest Property 社によれば、供給過剰が懸念されているアパートメント、ユニットマーケットですが、ロケーションの良いところは大きなマイナス影響はないとのこと。主要不動産流通サイトのチーフエコノミストも、若干の価格調整はあるものの2018年末までにはそれらも落ち着き、回復に向かうと予想しています。需要と供給のバランスで、2017年中は市内から5km以上離れるとアパートメントの空室率が増える傾向も見られました。しかし、市内から800m、サウスバンクの素晴らしいロケーションと質の高い仕上がりで人気の高いサウスポイントをご購入になった弊社のお客様のアパートメントは、決済後すぐにテナントさんが決まり1ベッドルームとしてはプレミアムのお家賃で賃貸開始となりました。
不動産市場は国内/外の様々な要因で動き、どちらに触れるかを正確に予想するのは難しいですが、上昇すれば下がりまた上がるというのがサイクルです。この上下のタイミングの見極めは、購入にしろ、売却にしろ非常に重要なものになります。出来るだけたくさんの地元市場の情報を収集、更にしっかりとしたロケーションを抑えることが、価格上昇時には更なる高値が付き、ネガティブな経済の変化があった際はその影響をミニマムに抑えるポイントとなります。
2018年もオーストラリアでの不動産をご購入の際は、正確なローカル情報、地元の知識をご提供できるワイドエステートに是非ご相談ください。
【コモンウェルスゲームのマスコット、Borobi】 |