今年は2017年。初めてオーストラリアに降り立った日が1987年の4月4日なのでオーストラリアに来て、今年で丁度、30年目になります。長いようで短い30年間でした。今年は時折30年前の事、今迄に体験した事を懐かしく思う機会が多くなりそうです。
先日、地元の大学、Griffith Universityに留学する日本人の学生達を対象に講義をする機会がありました。私のオーストラリアにおける人生経験を語って欲しいとのこと。「不動産の話はいくらでもできるが、自分の人生経験を語る?? 何をどんなふうに話しようかっな~」、と考えながら教室に入り、学生さんを見ると、びっくり!!皆さん、なんとお若いこと!! そうかっ~、 考えてみると皆さん20代前半で私が丁度オーストラリアに来たときと同じ位の年だ。
そう考えると、なんだか自分が偉くなった気分になってしまい、ベラベラ喋ってしまいました。学生の皆さん、色々と勉強されているようです。真面目です。
※※講義の様子はこちらのFacebookページへ
ところで、オーストラリアにおける成長分野の産業に「教育サービスの輸出」というのがあります。簡単にいうとオーストラリアの学校に外国の学生を留学させること。直近の留学生の数はなんと650,000人。オーストラリアの人口対比でいうと約2.7%位。多くの留学生がいます。
ただ残念な事に日本からの留学生は減少傾向のようです。例えば、大学などへの留学生は中国は97,000人に対して、日本からは数千人程度のようです。上位5位にもはいっていません。このような状況が続くと将来日本は人材面においては(も)間違いなく国際競争に劣る可能性があると思います。
今、オーストラリアに来ている日本人留学生、これから来る留学生達よ君たちは日豪間における希少な人材になる可能性を秘めている。大志を抱き、是非頑張って欲しいと思います!