日本の不動産業者は自身で物件を仕入れ、それを売ったり(売買行為)、建て売りをしたり(開発行為)、物件を貸し出したり(賃貸業)、また不動産の仲介業も行いますが、オーストラリアでは異なります。今回は開発行為について簡単に説明します。
日本では開発行為、例えばを土地を仕入れ、建物を建てて売るとなると宅建の免許が必要になりますが(売った後の責任を負わせる為に)、オーストラリアでは例えば建て売り等は反復的であっても免許は不要です。不動産賃貸目的にポートフォリオを増やす投資家の方も多くいますが、販売目的で立地の良い土地を仕入れて、家を建てて、売って、利益を確保する個人投資家(開発業者)も多くいます。規模は一戸から、案件によっては20戸、50戸、100戸位の規模で開発をする方もいますが、この開発行為は免許という規制面からではなく資金が幾らあるかがポイントになります。つまり、資金があれば誰でも何時でも不動産開発事業に参画できるということになります。
実はこの開発事業うまくやれば儲かります。しかも凄く。。何しろ、住宅需要が旺盛なオーストラリアです。辺鄙なところは別として利便性がある程度確保できニーズにあったデザイン&間取り等、価格面でしっかりとした企画ができればうまくいきます。銀行を含む不動産融資会社も企画のよい開発案件には資金を貸してくれます(しかも喜んで)。
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豪州不動産業者と日本の不動産業者の違い(その3)