日本では今年の1月1日から相続税&贈与税が最高55%に引き上げられたことで世間ではなにかとこの話題がとりあげられている。
オーストラリアには相続税&贈与税がないのでオーストラリアの友人にその話をするとほぼ100%「Get ou of the country」、つまり「国を出た方(捨てた方)がよい」という。私もそう思う。例えば富裕層は高額な所得税を払い続けた上に相続時には更に半分を税金として支払う訳で(つまり家族の資産が減る)、そのことを考えると、日本に住んでいるメリットがあまりないように思う。ただ何故か日本人は動かない。。。先行きは多額の相続税を払う事になることを分かっていてもである。。。
不思議ではあるが、でも何らかの事情がいろいろとあるのだと思うし、つまるところやっぱり日本が好きなのだと思う。
それにしても勿体ない話である。もし私が日本の富裕層で資産が5億円程あるとしたら。。。先ずその資産を全て現金にかえる。その現金を持ってオーストラリアに渡り永住権をとる。その資金をもとにオーストラリアで不動産や金融資産のポートフォリオを組み立てる。勿論、リスクヘッジとして外貨預金、日本を含む他の国の不動産も購入する。オーストラリアで事業(ただ、一生懸命にはしない)をしてもよい。そして現行の相続税がかからない状況になるまで、或は環境をつくるまでオーストラリアを住まいとしてオーストラリアのクォリティライフスタイルを楽しみつつ、日本のいいシーズンに旅行、また他の国への旅行も楽しむ。ライフスタイルを満喫し尚かつ相続税対策が上手く行った後は日本に帰るか、オーストラリアに引き続き住むか考える。。。
その頃には資産も倍増。。。しかも相続税無し!!。。。と夢なようなお話ではありますが、興味のある方はワイドエステートまで!
【早見表は国税局からの抜粋】 |