顧客様のご子息はメルボルン在住。メルボルン大学に通っているがホームステイ先の家賃が高く、また住まいが安定しないので購入を検討したいとのご相談をお受けしました。お話を伺うと家賃の高さに驚愕!一部屋(台所、リビングは共有)で週A$350、年間で約A$18,200!地元の留学センター数カ所で情報を拾うと「相場ですね。探すのも大変ですよ」とのコメント。「なるほど。。」、と顧客様のご要望が理解出来ました。
また、単純計算でA$18,200の家賃を金利に例えるとA$360,000程の借り入れが可能。買ってしまった方が断然お得では?という結論にもなる。「おもしろい」とも思いました。
早速、日程を調整しメルボルンで顧客様+ご子息と待ちあわせし、予め顧客様から調査依頼を頂いた物件、そして私が調べておたい物件を2日かけ集中してご案内しました。その結果とてもよい物件に巡り会いました。
物件は完成&引き渡し間近の物件。現在の購入者は2年前に未完成物件の売買契約(日本でいう青田買い)したもののその権利を手放したいとの情報をキャッチ。つまり、上手く交渉するとほぼ2年前の価格で新築を購入できるということになります。
更にビクトリア州は未完成物件の購入奨励の一環として 印紙税(取得税)の軽減していますが、現在の購入者の契約時には物件はほぼ更地の状態だったので印紙税も格安になるはず。この印紙税、実は馬鹿にならないのです。購入額に対しておおよそ4%程。A$500,000の物件ですとA$20,000位になります。それがひょっとすると10分の1位になるかも。。
いろいろと交渉した結果、価格は2年前の価格に幾らか上乗せで契約、印紙税も目論みどおり10分の1程で納まりました。
新築で高層階でロケーション&眺望も抜群!顧客様に大変喜んで頂きました。これでご子息も自宅を転々とすることなく勉学に励むことができるでしょう。
また経済面からは家賃の上昇を心配する必要がなくなり資金計画がしっかりと立てられます。ただもう一つ私の視点から みて見逃せない大事なポイントがあります。それは顧客様は今回のことがきっかけで海外でしっかりと資産形成をされたという点です。海外に資産を分散するメリットについては色々な場面で報じられていますが、実行できる方は多くはいません。ただ、今回のような目的があればまさに一石二鳥ですね。
オーストラリアでこれから長期にわたり勉学される ご子息&ご息女をおもちの方、是非、海外における資産形成の意味含めて物件の購入を検討してみてはいかがでしょうか?