90年代はゴールドコーストが高層ビルの建設ラッシュを経験し、当時高層ビルの建築に使われるクレーンが10本以上建っておりました。今は一段落。ここ5年はブリスベンがブームで市内、市内周辺はクレーンの数が数え切れません。ブームとは言っても、こちらはラッシュというよりも安定した増え方で、10本以上のクレーンが1度に現れるわけではなく、常時3-5本のクレーンが並んでいるという感じです。
ご存知の方も多いかもしれないですが、大体新規の物件はオフザプランという図面売りで販売され、ブリスベン市内とその周辺の物件はここ3年ほどはだいたい建物が完成前、あるいは工事が始まる前に売り切れとなります。こんなに建って大丈夫なの?!と思った人も沢山いると思います。しかしそんな懸念とは裏腹に、次々と新しく完成するビルはあっという間にテナントも付き、ブリスベンのレンタルマーケットは相変わらず貸し手市場です。この安定した伸びの理由には、この地域の人口増加率、資源産業に支えられるクィーンズランド州、ブリスベン市自体の景気の安定、オーストラリアの大きな都市の中では安全で他州からの移民の増加、などが上げられりると思います。クィーンズランド州の州都ですが、ブリスベンはどこかに『ゆったり感』のある都会です。
週末に各地で開かれるマーケットなどは写真のように多国籍文化も感じられ、外国人にも住みやすい都会だと思います。豪ドルが若干安くなりつつある今、ブリスベンは海外の不動産投資家からも再び注目度が上がるのではないでしょうか?安定した投資物件、日本の皆様もぜひブリスベンに、いかがでしょうか。