皆様、いかがお過ごしでしょうか。
ゴールドコーストは相変わらずよい天気が続いています。こんなに晴天の日が続いて本当に大丈夫だろうか?と考えこむほど毎日大きな青空が広がっています。久々にゴールドコースト最大の水瓶であるヒンズーダムのホームページにアクセスしたところ現在の貯水率は約96%と表示されていました。貯水率が95%以下になると水の使用規制がまた復活するようで、否応ながらもあの乾燥した日々、強い日差しのもとで青々とした草木がよろめいていく光景を思い出します。本日現在、これも乾燥の影響だと思いますが、窓の外は内陸の砂漠から吹いてきたと思われる砂粉が広がっています。このような経験はゴールドコーストに22年前に移り住んでから初めてです。5月にあった暴風雨はひど過ぎましたが、適当に雨の日が続いてくれないかと思うのは私だけでしょうか。
当地の不動産市況ですがだいぶ回復の方向にむかっていると思われます。オーストラリア準備銀行(中央銀行)の経済分析局ではオーストラリアの記録的な人口増加に住宅建設が追いついていないとの見方が広がっているようです。今朝の経済新聞でも、「昨年度から初年度にかけ一部のメディアでは不動産価格は更に暴落すると予測されたが、現在の不動産市場は景気浮揚策や金融政策により大きく改善している。その状況に加えて記録的な人口増加は今後不動産価格を急激に上昇させ、今ではバブル再燃のリスクすらあり、市場は過去の予測とは全く反対の動きに転じていく可能性がある」との内容が報じられていました。
現在、弊社はマジェラバ住宅地区で15区画の宅地分譲事業に取り組んでおりますが、販売現場でもこの状況は如実に現れています。現在15区画のうち9区画を第一ステージとして分譲しておりますが、未だ宅地の造成が始まらないうちに既に5区画が売却済みとなっています。現地に来られる殆どの方は「今を逃したら来年は買えないかもしれない」との思惑で弊社の物件も含め広範囲で積極的に物件を物色しています。
サブプライムローンに端を発し、リーマンショック以降荒れに荒れた不動産市場もようやく上昇の兆しが見え始めました。本格的な回復にはまだ時間がかかると思われますが、不動産市場が上昇に転じはじめていることはとても良いニュースだと思います。
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