ゴールドコースト大手の不動産開発会社、ジムラプティスグループが手がけたヒルトンホテルプロジェクト。一世を風靡した高級コンドミニアムのプロジェクトでゴールドコーストの更なる成長が約束された一大事業でした。が、世界的な金融恐慌の影響をうけ事業が頓挫。現在この事業は管財人の手中にあります。最大の債権者はANZ銀行。公表されている額でA$200mil(約120億円)が焦げ付いているようです。創業者のジムが新聞のコメントで、「一昨年は500mil(約300億円)を容易に調達できたが、今は5mil(約3億円)すら調達できない」と漏らしていましたが、まさに不動産開発事業の資金を手当てすることは今の市場ではかなり厳しいものがあります。政府は景気刺激策を積極的に実施していますが、効果が現れるのはもう少し先になりそうです。
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どうなるヒルトンホテル?