某ビジネス分析会社の最新調査によると、今年、職が失われる危険性が最も高い職種に不動産業が挙げられていました。「こんなこと態々公表しなくてもいいのに。ほんの6ヶ月前までは専門性が高く花形の職種と評価していたじゃないか。」と苦々しく思いながらも、「でもこれが現実だ」と納得しました。不動産の販売数は此処数ヶ月で激減。 特に100万ドルを越える高額物件については市場では様子見という雰囲気が圧倒的で、どうにも活路が見出せない状況が続いています。 また、不動産への融資市場はかなり収縮しており、特に高額物件の融資について金融機関はかなりタイトなスタンスで望んでいることから、これが高額不動産売買の停滞に拍車をかけているような状況です。これでは不動産業が失われる可能性が最も高いと職種と評価されても仕方がないところ。現在進行形で業界にいる私たちは何とか凌ぐしかありません。ところで、景気後退(Recession)と不況(Depression)の違い分かりますか?専門的な理解は別にして、簡単に説明するところによると、隣の友人が仕事を失くした時が「景気後退」で、自分が仕事を失くした時が「不況」だと、ある情報誌が面白おかしくまとめていました。笑うに笑えない冗談ですが、「なるほど、分かりやすいかも」と妙に納得してしまいました。
スタッフBlog | 不動産 STAFF BLOG
今年消えてしまいそうな職種