世界的な金融不安が広がる中、今回豪州政府、中央銀行はは思い切った金融政策を施したと思います。中央銀行は公定歩合政策において10月7日には当初0.5%の利下げが観測されるなか、思い切って1パーセントの利下げに踏み切りました。また豪州政府内では日本でいうペイオフ(預金保証)の問題が先週末に相当議論され、当初A$20,000であった額が土曜日にはA$100,000まで引き上げられ、最終的には期間を3年間と限定し預金の全額を保証するという対策を打ち出しました。勿論、これで厳しい市場を凌げる保証はどこにもありませんが、決断力と行動力の速さそして、長く続いた好景気で蓄えた国富を今こそ有効に運用し今回の困難に立ち向かうという政府の姿勢は評価できると思います。
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豪州の金融不安に対する対策