前回”Event”という不動産オークション(競売)の様子をお伝えしました。普通、不動産のオークションは不動産会社が大きな会場を借り切り、そこにお客様を集め、そこで不動産を一つずつ競りにかけるのですが、もう一つの方法として現地で物件の競売をすることがあります。それをこちらではAuction On Siteと呼んでいますいます。一つの例として自分の住んでいる物件をオークションで売却する際に、会場を自分の家のリビングルームにしてしまいそこに人を集めその場で競り合わせるという方法です。競売自体日本では少々馴染みがないと思いますが、オーストラリアではこのような方法で売却されることが日常的にあります。自分の家を自分のリビングルームで競売にかける。やっぱり日本人には違和感ありますよね。。。 先週、人気のある通りで一戸建てがオークションで出るということで見学してきました。物件が高額物件であるにも関わらず当日は結構な人が集まっていました。殆どの人はその通りに住んでいる住人。目的は競売で幾らの値段がつくか。それによって実勢価格がおおよそ掌握できるのでそれをもとに自分の家の資産価値を試算しようという目論みのはずです。競売が始まる前はお互いにハローと声をかけて合い、和気藹々としていますが、いざ競売がはじまると皆さん人が変わった目つきになります。。。今回は物件は落札はなかったものの結構な掛け声がありました。オーストラリア人は一生のうちに家を7回買い換えるといわれるくらい不動産に対しては関心度が高いといわれていますが(私も実感します)、それは競売とかにいきますとよく理解できると思います。ちなみに競売見学は比較的自由にできますので、是非物件を探して見学してください。
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不動産オークション/その2