2032年のオリンピック・パラリンピック開催に向けて、ブリスベンではさまざまな交通インフラの整備が進められています。その一つが、Brisbane Metro(ブリスベン・メトロ)の延伸計画です。ブリスベン・メトロは、名前から地下鉄を想像されるかもしれませんが、実際には大型の電気バスを利用した公共交通システムです。
2025年には主要な2路線が開通し、現在はEight Mile PlainsからRoma Street、UQ LakesからRoyal Brisbane and Women’s Hospital(RBWH)を結んでいます。
今後は4方面への延伸を検討
現在、ブリスベン市はメトロをさらに広い地域へ延伸する計画を検討しています。
主な候補は以下の4方面です。
・北方面: CBD ~ Carseldine(Chermsideなどを経由)
・東方面: CBD ~ Capalaba
・南方面: CBD ~ Springwood
・空港方面: CBD ~ Brisbane Airport
中でも注目したいのが、ブリスベン空港への延伸計画です。
現在、市内と空港を結ぶ主な鉄道交通はAirtrainですが、メトロが導入されれば、空港へのアクセスがさらに便利になる可能性があります。ただし、Airtrainとの契約上の調整やルートの検討など、解決すべき課題もあり、正式なルートや開通時期はまだ決まっていません。
2032年までに完成する?
現在は調査・検討段階で、2027年後半に事業計画の評価がまとまる予定です。そのため、すべての延伸路線が2032年のオリンピックまでに完成するとは限りません。公共交通の充実は、日常生活の利便性だけでなく、今後の住宅選びや地域の発展にも関わってきます。
人口増加が続くブリスベンにとって、交通渋滞の緩和や公共交通の整備は重要な課題です。
オリンピックをきっかけに、ブリスベンの街がどのように変わっていくのか、今後も注目していきたいですね。
※2026年11月現在の情報です。
参考: https://metro.brisbane.qld.

