クイーンズランド州の不動産関連専門職に対して職務内容、役職、役割に関係なくこのCPDトレーニング(Continuing Professional Development/継続職能研修)が2025年6月6日から義務化され、必須となりました。CPDトレーニングは毎年行わなくてはなりません。それを怠ると次のライセンス更新が出来ない仕組みになっています。CPDトレーニングは1年間に承認されたセッションを2つ受講すると証書が発行されます。次のライセンス更新時にはその証書が必要となります。
今回はCPD2からはアンチマネーロンダリング法、CPD1からは不動産会社の責任についての2つのセッションを学びました。とくに午前中のセッションのアンチマネーロンダリングに関しては始まったばかりの規則で、講習会ではどういうお金が怪しいか?怪しいのを見分けるには?など具体的な例を挙げてのレクチャーでしたが、特定の国が悪呼ばわりされているのには少々抵抗を感じてあら捜しのようなレクチャーで、肝心な会社としていつまでに何をどのようにしたらいいのかがイマイチ詳しくレクチャーされなかったのでQ&Aの時間帯には参加者から結構なブーイングが起こり、レクチャーをしてくれる人に対して挑戦的な文句をぶつける場面も多々あり緊張した講習会でした。
午後のセッションは比較的落ち着いた環境で行われました。質疑応答の時間はとってありますが、今時のITを使ってその場でチャット形式で質問が出来るシステムも導入されていました。もちろん、自分自身がどこの誰であるかを登録してからチャットに参加するのですが、そこはオーストラリアのゴールドコーストと言う感じで、スクリーンに挙がってくる質問 Did the agent have a responsilitily to disclose the information to prospective buyer? What if it was politician next door-do you have to disclose that? (エージェントはその情報を購入者に開示する責任があったのでしょうか?隣の人が政治家の場合、それを買い手に知らせる義務はあるか?)に対して、皆それぞれに回答していますが、中には I want to go home (家に帰りたい)という回答を書く人もいたりしてビックリです。もちろん会場はそれをみて笑いに包まれて、レクチャーする人も私もですよと言っていました。
総体的にピリピリして講習を受けるよりもいいかなとは思いますが、講習会という事を考えると配慮というものはないのかなぁとも感じました。参加者は200名程で朝8:30~夕方4:30までの一日講習が無事終わり証書が届くのを待つばかりです。



