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2023年の不動産価格は下落傾向?

オーストラリアの4大銀行の一つナショナル・オーストラリア銀行(NAB)から2023年(来年)の不動産価格に対する予測が経済新聞に出ました。シドニー、メルボルンでは11.4%下落するという予測です。2022年(今年)は数パーセントの上昇と予測。下落の一つの理由としては、史上最低の政策金利が上昇局面にあり、その結果、借りて(つまり購入者)の金利支払い負担が増えるので取引が減少し、需給バランスに変化(つまり取引が少なくなる)が生じて価格は下落していくというシナリオです。もっともなシナリオとも思いますが、ここ最近、市場は銀行や経済評論家の言うことをあまり信用していない雰囲気もあります。2020年コロナが発生した当時、多くの経済評論家、銀行等(このNABも含め)は、豪州の不動産価格は2020年と2021年にかけて30%下がると予測していましたが見事に外れました。。。。結果的には2021年で不動産平均価格は20%以上、ブリスベンにおいては27%上がったのですから。。 当時、下がることを信じて、買わなかった人の中には不動産が買えなくて、今、えらい目に遭っている人もいます。。勿論、金利が上がれば、不動産の取引が減っていくということは、過去の事例を見れば、あてはまることもあり、大きな流れとしては理解できますが、検討しているエリアによっては、経済的な理論だけではなく「その他、何が価格上昇を招いているのか」も見た方が良いように思います。例えば、ゴールドコーストのライフスタイルは、他のエリアに群を抜いていると思います。それに魅せられて購入する人は多くいます。ブリスベンは2032年にオリンピックが開催されます。過去の事例を見てもオリンピックが開催される都市・周辺の不動産価格は、ほぼ確実に不動産の価格は上がっていますので、ブリスベンの不動産価格は上がっていくものと思います。シドニーは豪州最大の経済都市ですので、今後も上昇基調、メルボルンは2位ですが、いずれ人口ではシドニーを抜き、市場規模が大きくなる等、そのエリアが持つ独特の個性・成長性を見ること、つまりメディアの情報のみに流されることなくプラスアルファを加味しながら判断していくことは、不動産を購入する上で肝心なことのように思います。

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