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オーストラリア三大都市部における物件供給数の行方

居住不動産調査会社(Charter Keck Cramer)によると、今後3年間、2023年までに三大都市で供給される完成アパートメント(つまりコンドミニアム&マンション)の数は激減すると予測されています。建築期間を加味すると2023年の供給数の減少が著しく、シドニーでは81%、メルボルンでは75%、ブリスベンでは90%となるようです。これは何を意味するか...?。新規の供給が縮小していきますので既存の物件の価値が高まっていくことになります。実はオーストラリアの不動産のサイクルは同様な状況の繰り返しが続いています。(1)景気の見通しが良い→(2)建築開始→(3)好景気時→(4)飛ぶように売れる&価格上昇→(5)追加供給(簡単にいうと調子にのってもっと建てる)→(6)供給過多→(7)価格調整&価格下落→ (8)市場が底を打つ→(1)に戻る。不動産価格の推移を棒グラフでみると一時期に価格の調整はあるものの平均値の点を結んでいくと右肩上がりに価格が上がっていることがわかります。その原動力はやはり経済が安定的に成長していること、そして裏付けとなる人口増加政策です。新型コロナ禍の政府緊急対応策としてここ数年移民数は激減しますが(その結果、主要都市では不動産市場は価格調整を余儀なくされています)、これをいつまでも続けるという議論は出ていませんし、政府としては経済活動復活の為にむしろ積極的に国境の解除に向けて色々と施策を検討していますので、また人口は増えて、市場は上昇に転じると思います(都市回帰もありその兆候も出始めています)。仮に新築完成物件で今購入できるものがありましたら、積極的に検討&購入することをお勧めします。

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