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住居探しガイド

【まめ知識】保証金の返還

質問

現在、サーファーズ・パラダイスの物件を賃貸していますが、その物件を所有しているオーナーが住むことになり、退去することとなりました。入居の際に支払った保証金(ボンド)は、いくらぐらい戻ってくるのでしょうか ?

(35歳女性)

回答

まず保証金とはどのようなものかを説明します。ボンドと呼ばれ、日本では一般的に敷金に相当します。賃料などの債務を担保する目的で、賃貸開始時にテナントが支払うもので、通常、家賃の4週間分です。保証金は、家主や不動産会社が保全するものでなく、賃貸を管理する公的機関(RTA)が保全するので安心です。

退去時に保証金がいくら戻るかを決めるポイントは、退去日までの家賃を支払っているか、退去時の物件状態が入居時と同じかの2点です。家賃を完納している場合は、物件状態が「入居時の状態に回復」しているかという点が返還額に影響します。入居時と同じ状態であれば全額返還されます。

原状回復で留意する点は、テナントの過失による損傷はもちろん修繕の義務がある一方、通常の利用で発生する消耗、損耗に関しては、修繕や補修負担をする必要はないことです。最近、退去後に保証金から清算されたケースとして、テナントの清掃が不十分だったため、再度専門業者による清掃を必要としたことが多々あります。その多くは、キッチン周りの油汚れ、バスルームの水垢が原因です。これらの汚れは長期間放置しておくと、除去が難しくなります。日ごろから清掃を心掛けるか、専門業者に清掃を依頼することをお薦めします。

また近年は、賃貸契約の特約条件として、退去時はカーペット・クリーニングだけでなくハウス・クリーニングも専門業者に実施させることを義務付けることが多くなっています。

最後に保証金の返還手続きですが、通常、不動産会社が退去後に物件の状態を確認し、必要に応じ修繕や清掃の費用を決定し、保証金返還書を作成します。テナントはその返還額に納得した場合、署名の上、郵便局で返還を受け取ります。また、書面をRTAに送付すると、後日、テナントが指定した銀行口座に振り込まれます。