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不動産購入ガイド

【まめ知識】オークションで不動産を買う

質問

年明けはオークション物件(競売物件)が多く出てきて、物件によっては安く買えると聞いています。私もオークションを利用したいと思うのですが、何か気を付けた方がいいことはありますか ?

(55歳男性)

回答

豪州ではオークションで不動産を購入することは日常的にありますが、初めての人には何かと不安が付きまとうのではと思います。そこで、主な留意点を簡単にご案内します。

物件の状態

競売物件には建物調査などの特約は適用されないので、物件の現状を丁寧に確認する必要があります。修繕必要箇所が見受けられるようであれば、どのくらいの費用がかかるのかをあらかじめ試算しておき、物件に付帯する家具や備品などがあれば、事前に一覧表を入手して当日に照合する必要があります。

価格の調査

オークションは競り合いの末、一番高い値段を入札した人に売却されるというシステムです。欲しい物件を何としても落札したいという気持ちは分かりますが、市場価格以上で購入するのは好ましくありません。冷静に判断する方法として、対象物件の近隣の売買事例(不動産業者などから入手可能)をあらかじめ掌握しておき、対象物件の市場価格がいくらくらいか、自身の物差しを持っておくことをお薦めします。

手付金/残金

落札後は、落札時に契約額の10%を、30日後に残金を支払い、不動産の引き渡しを受けます。最近は売り主が基本条件に柔軟に対応する場合もあるので、入札前に不動産業者に最終入札条件を確認しましょう。

オークションには通常、契約にあるクーリング・オフによる契約の解約、融資条項は適用されません。ただし、契約の縛りが少ない分、お得な価格で不動産を購入できるかもしれません。まずはオークション会場に何回か足を運び、オークションの流れや競売人と入札する人たちの間合いなどを見学してみてはいかがでしょうか ?