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不動産購入ガイド

【まめ知識】マイホームの値段交渉

質問

マイホームが欲しいという家族の要望もあり、レンタル・タウン・ハウスのリースが切れるのを機に、ついに家を買うことに決めました。今いろいろ探しているのですが、値段交渉のコツがいまひとつ分からないので、アドバイスをお願いします。

(40歳男性)

回答

日本人は単一民族の島国系で、さらには徳川幕府によって300年近くも鎖国政策がとられていました。他民族との交渉ごとが始まってからの歴史は、中国やヨーロッパ諸国に比べるとまだまだ浅く、値段や契約書、ちょっとした工事の見積もりでも、なかなか"交渉する"という行為に慣れないという人が今も多くいらっしゃるようです。

とは言うものの、私たちはオーストラリアに住んでおり、こちらの商習慣に倣った交渉をしなくてはならない状況に直面することが多いと思います。しかし、特にマイホームを購入する際は、その家を気に入ってしまうと、なかなか「まけてくれ ! 」とは言い出せないという話をよく聞きます。

そこでアドバイスとしては、インターネットや不動産会社の窓に張られている広告などを見て、周辺エリアの家がどのくらいの値段で売りに出されているかを事前に調べておくといいでしょう。売る側は交渉の幅を入れて値段を付けていると思って間違いないので、自分の中で「実際はこのくらいだろう」という値段の感覚を持っていれば、強気の交渉ができるはずです。

また、契約書に署名後、最低2~3回は交渉を重ね、エージェントが買い手と売り手の間を行ったり来たりするのはよくあることです。つまり、最初の交渉では自分の出せる金額の最高額を提示するのではなく、こちらも余裕を持った金額を提示するといいでしょう。5,000ドル程度の差まで価格が迫れば、ほとんどの売り手は売るつもりです。

しかし、ほかのバイヤーに横から取られてしまうケースもあるので、その家を本当に気に入った場合は、多少売り手の言い分を聞き譲歩することも時には大切です。

エージェントに相談しながら、彼らを通して上手に押してみる、そして時には引いてみる。この辛抱強い交渉の駆け引きを重ね、良い買い物をしてください。