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個別記事

豪州不動産の市場サイクルについて

シドニーやメルボルンの居住用不動産価格が調整期にあることは周知のとおりです。オーストラリア最大の経済都市であるシドニーではエリアによっては市場価格が前年比15%も下落したところもあり、市場の見通しは確実に買い手市場に移りつつあります。さて、特定の主要エリアの市場が今どの位置にあるのか掌握する方法の一つに大手不動産鑑定会社、Herron Tod White (通称HTW)が定期的に発表するNational Property Clockを参考にするという方法があります。
このリポート、直訳すると全国不動産市場時計となりますでしょうか。要は時計盤の12時を不動産市況のピーク(頂点)、6時を市場のボトム(底)として主要エリアの市場を表示しています。少し古い情報になりますが、2018年11月におけるシドニーの市場は時計盤でいうと丁度3時辺りで Declaning Market(下落兆候)となっていて、メルボルンは12時あたりでPeak of Market (頂点)となっています。勿論、この情報が全てではありません。例えばこの時計盤によるとブリスベンは9時、Rising Market(上昇過程)の位置となっていますが、実際のところはピークを過ぎているような状況かと思います。これらのズレを感覚的なところで補うのが、日々現場にいる私たちの不動産業者の情報となります。今、ご検討されている物件がどの位置にあるのか、一度この時計を使ってご確認してみてはいかがでしょうか。

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