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資源国オーストラリア

2011年3月11日は、日本人のみならず世界の人々にとっても忘れられない日になるだろう。
まさかこんなことが起こるとは思いもよらなかった、と多くの人が思うに違いない。
大地震、津波の被害は言葉では言い尽くせないほど甚大で、海外に住んでいる日本人の一人として、心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興を祈りたい。
今回の地震では、津波の被害に加え、福島の原発問題が深刻化している、その時に、ふと、オーストラリアは原発による発電をしているのか?と疑問に思い、調べてみたところ、驚いたことにオーストラリアでは原子力発電所は一基もなく、電力の84%は石炭火力発電によるものだとわかりました(2006・07年調査)。
なぜ、驚くかというと資源国オーストラリアでは、原子力発電の原料であるウランの埋蔵量が世界一であるにも拘わらず、原発がないということです。これは、原発がなくとも、豊富な石炭のお陰で火力発電が可能なので、必要性がないということです。やはり、オーストラリア資源国だとつくづく感じます。
ちなみにオーストラリアは、「鉛」「亜鉛」「ニッケル」「ジルコン」「ウラン」の埋蔵量は世界一のシェアーで、最近話題になった「レアアース」は世界4位、その他の鉱物資源においても高いシェアーを保持している、世界有数の資源国です。これらの数字をみると、資源国といわれることに納得します。ただし、石油の確認埋蔵量は全世界の約0.3%と低いです(ただし、確認埋蔵量ですので、確認されていない場所がたくさんあるかも)。
まだまだ、この国は資源のお陰で経済成長が期待できそうです。